食品の共同仕入れ事業-協同組合エイケイアール食品小売共栄会-

■共同仕入・共同配送

AKRは、グロサリーのNB商品を中心とした共同仕入で20年の実績があり、「定番商品の安定供給」を基本とし、グループとしての価格メリットの実現と、加盟店の粗利益アップを目指しています。

①安定供給
 定番を安定して仕入れ、定番をしっかり売り利益を上げ、それによる加盟店の経営安定化を目ざします

②定番で利益確保・在庫負担軽減
 定番品をEOSによって発注(締め時間内)した場合、決まった同一時間帯に定時配送される配送体制をとっています。 これにより、余分な在庫を減らして、なおかつ棚に穴を開けること無く店舗運営ができる素地ができました。

③作業時間・作業コスト軽減
 これまで卸売業者ごとに別々に納品されていましたが、AKRを通じた共同仕入の荷物は、一括で納品されるので、入荷・品出作業が 一本化され、いつも同じ時間帯にトラックがくればその必要な時間帯だけに人手を割けばよいので合理的です。また、トラックが集約されるため、周辺の騒音や排気ガス問題が減り歓迎されています。

■共同決済・債務保証

仕入代金の債務保証と一括決済業務を実現することで、小売も卸も安心して、共同仕入活動(商品売買)に参加できます。

①共同決済
 AKRが共同仕入にかかわる商品代金の請求・支払窓口として機能し、各卸からの請求はAKRで一括して加盟店に請求します。
 このため卸でも小売でも手間が省かれています。なおかつ、AKRでは損害保険等を活用して貸し倒れリスクの軽減を図っています。

②債務保証
 「債務保証」の仕組みを設けて、万一の時には、この仕組みを活用して、商品代金を支払うため、共同仕入に参加している加盟店にも取引先にも迷惑をかけないようにしています。また、通常であれば、卸売業者各社へそれぞれ保証金等を差し入れないと取引が難しい時 代を迎えていますが、AKRの加盟店であれば、そういったことなしに取引ができます。

■店舗支援

 商品と連動した企画提案や、商品情報の提供を通じて、店舗の売る力をバックアップしています。この他、農林水産省、経済産業省、厚生労働省、大阪府、大阪市、全国中小企業団体中央会、大阪府中小企業団体中央会などからの御支援を受けて様々な調査研究事業も実施しています。